浮気相手が同性(LGBT)だと不貞行為にならない⁉浮気の証拠は?
目次
🔷あなたのパートナーがもし同性と不倫の関係にあったら…
🔷同性の浮気は法律的には浮気にならない?
🔷もしパートナーが同性との不倫をしていたら…
🔷あなたのパートナーがもし同性と不倫の関係にあったら…
我々探偵が遭遇する浮気調査に於いて
頻繁ではありませんが、中にはそんなケースの浮気調査があったりします。
疑いがあっても、とても証明が難しい同性(LGBT)の不倫関係。
いったいどうやって
不貞行為の証拠を抑えることが出来るのでしょうか。
今回はこの問題を解説していきたいと思います。
🔷同性の浮気は法律的には浮気にならない?
基本的に法律で言われる
浮気や不倫の証拠となる「不貞行為」とは、
異性間で行われる挿入を伴う性行為のことを指します。
この法律の原則によると、
同性間の「不貞行為」は不貞行為とみなされない。
これが今までの一般的な認識でした。
しかし、2019年(令和元年)、
宇都宮地裁真岡支部の判決では、
女性の同性婚(内縁関係)のカップルの一人が、
他の女性(性同一性障害の元男性)と浮気をしていたことによって、
同性婚の関係が破綻したとして、
慰謝料の支払いを命じられた判例があります。
この判例などにより、
今後は同性間の不貞行為が立証されやすくなっていく
流れが出来たと思われます。
ただ、この同性間で浮気をしていた事を
証明出来る証拠を抑えるのはとても困難です。
ラブホテルに行ってくれれば、
言い逃れしづらい証拠になりますが、
一方の家によく泊まりに行く、
これだけでは、
ただ友人のとこに泊まってたと簡単に言い訳されてしまいます。
同性間の不倫の証拠あつめは
いかに難しいかがおわかりいただけたと思います。
🔷もしパートナーが同性との不倫をしていたら…
では、パートナーの同性間の不倫に対してどう対処すればいいのか、
一つの解決策としては、
婚姻を継続し難い重大な事由による精神的な苦痛に対する慰謝料請求を起こす
という方法です。
パートナーが同性愛者(LGBT)であったことを知らされた上に、
同性と不倫関係にあったことを知ってしまったショック(精神的苦痛)
に対する慰謝料請求です。
この際には、
その精神的ショックで精神科医に掛かっていた証拠(診断書)
を作製する事が必要になると思います。
ただ、この方法で進める際にも、
やはりパートナーが同性と不倫している証拠が必要になります。
確実な不貞の証拠を掴むことは難しいですが、
それでも友人関係以上の親密さを証明出来るような証拠を掴む為にも、
我々探偵を役立ててみても良いと思います。
たとえ、話し合いで解決したいと思っても、
言い逃れ出来ない証拠は必要になります。
我々探偵も何とか不倫の証拠を掴む為に日夜戦い続けています。
些細な証拠であったとしても、
積み重ねれば堅固な証拠になると信じて勤務に励んでいます。
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